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お三味線ことはじめ
その四 勘所と譜尺表
左手で糸を押さえる場所を「勘所」といいます。
よく、物事の肝心な点や重要なポイントをしっかりとらえることを、「勘所を押さえる」と言いますが、これはお三味線に由来する言葉なんですね。
お三味線の棹にはギターのフレットのような目印がないので、「勘所」はたくさんお稽古をして、身体で覚えなければなりません。
上(天神のほう)から順に(1)から(18)まであり、間隔はまちまちです。
この「勘所」の位置を正しくあらわしたものが「譜尺表」です。
初心者の方にはシールになっているものがありますので、最初はこれを棹に貼り付けて
位置を確認しながらお稽古をしていきます。

その五
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