Shibahoo
東京タワーの見えるお稽古場で、【日本の粋】を体感してみませんか?!
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今、私たちがお稽古している「小唄」は、正式には「江戸小唄」と言われるもので、その始まりは江戸時代にさかのぼります。 世に「江戸小唄」の誕生といわれる一曲があります。 散るは浮き 散らぬは沈むもみぢ葉の かげは高尾か山川の 水の流れに月の影
1855年(安政二年の大地震の年)、当時16歳の清元お葉によって…
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さて、江戸時代の末期に産声をあげた小唄ですが、本格的に花開くのは明治に入ってからとなります。激動の幕末から明治維新は、芸能の世界にとって厳しい時代となります。江戸っ子の足は芝居小屋から遠のき、花柳界のお弟子もめっきり減って清元お葉も苦しい生活を強いられ、小唄の新作どころではありませんでした…
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現在の小唄には、いくつかの流派があります。ほとんどは、大正時代以降に正式な流派として成立したものです。 明治も終わりの頃、政界、財界には、まだ粋な方たちが大勢いて、お座敷に小唄はなくてはならないものでした。
その中に「小唄をただ通人の余技にしておくのはつまらない。一流を立てたらどうか」と進めた方がいました…
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